Friday, December 5, 2014

The 最低な日②(今日は最低じゃないけどね)

金曜日の6時
お迎えに行って会うなり、「ママどうしたの?」
健康を信じる人、その健康を支える食べものを信じる人、お金を信じる人、そのお金を運んでくるカスタマーを信じる人、自分の才能を信じる人、その才能がもたらす楽しみを信じる人、わが子を信じる人、その子がくれる愛を信じる人、本気のエホバの証人、インチキなユダヤ教徒、弱虫なクリスチャン(それは私)、いろんな人が暮らすこの世界で、私は時々自分が何をすればよいのかわからなくなります。
一般の幼稚園の良いところは、異文化を(理解できなくとも)共に楽しもうとする精神。
私は、そこに、自分の仕事をみつけて、真剣に取り組んでいるから、その一見曖昧で、一見いい加減で、一見矛盾してみえる、その中に、ぜひともちゃんとした線が欲しいと常々思っていた。
そして、今まさに、すごくそう思う。
『クリスマス発表会』改め、『冬の発表会』に大賛成。
だからこそ、そこで下手にクリスマス・ソングを持ち出して、意味もわからず、歌ったり、踊ったり、あげくのはてに、保護者に対して歌詞の刺激を恐れたりすることなど、本当は大嫌い。
誤解を恐れず、言うなら、イエス・キリストの誕生を喜ぶ目的以外でクリスマス・キャロルを歌うべきではないとさえ思う。
「大丈夫、終わったよ
おうちに帰ろうね」
娘ってこわいぐらい母親がわかる・・・
最も問題をよく理解していて、そこに心を痛めているクリスチャンが、イースターのうさぎや、クリスマスのサンタクロースやトナカイを無邪気なキャラクターとして、見えないふりをして耐えているのに、何も知らないあなたが言うなと、声を大にして言いたい。
そして、そんな何もしらないあなたに仕えさせられる、痛みなど、決して、ノン・クリスチャンにはわからないのだとも思う。
もしかしたら有害だったかもしれないカップケーキさえポップアップ広告のように突然飛び出さなければ、私は、そんな自分の気持に気づかずにいました。
でも、潜在的に、何かがへんだと思っていたのです。
カップケーキだろうが、豆腐ケーキだろがなしはなし。
イエス・キリストだろうが、サンタ・クロースだろうが、なしはなし。
その違いがわからない人にも、大ありな人にもそれ以外の解決はないと思う。