Wednesday, March 16, 2016

Social Referencing について2

Social Referencing って、人間が社会的なルールを守りながら生きていくために、そのファウンデーションとなる大切な感情。
社会の中で、自分を誇りに思うような気もち。
幼い子は、「どお?ぼくすごいでしょ!」っという気もちの時や、「あれれ?これはなに?」という瞬間に、後ろで見つめてくれている人を探します。
そしてその時のうれしい気もちや、不安や驚きを分かち合う温かなまなざしを通して、人は自尊心や、高い自己像を確かなものにしてゆくのだと思う。
そしてそれは個人の人間性へと発展し、やがて社会問題へとなっています。
Social Referencing が十分に内面化されていない子を大人社会へ送り出すことほど、危険な社会を作り出す近道はないと結ばれていたのをよく覚えています。
クリスチャンの私の視点では、ずばり、Social Referencing って、神の臨在を感じる感性。
振り返ったら必ずそこにあって、自分の行動を見守ってくれている神の臨在を、見える形で具体的に表現するのは、その子を神から預けられた大人の務めだと思う。
そう。それは単純に言うとそういうこと。
人が、誰が見ていても、見ていなくても、自分の良心に従って、正しい選択をして、その結果、気分がよくって、自分に満足する、自分を好きでいられるって、つまり、そこに神さまがいるからだよね。

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