Saturday, March 5, 2016

最後の罪

エモーショナルな朝でした。
6時に起きて、賢人のドライビングの練習に付き合いました。
3度失敗して、理論テストを受け直し、月曜日に4回めの挑戦をします。
最初に理論テストに受けたのは昨年シニアの5月。
仕事探しを始めたのもこの時期でした。
もうすぐ1年です。
それで一大決心をして手伝うことにしました。
3歳のあの子にイエスは神だと教えたのは私です。
あの子の日本語も私が教えました。
ピアノを教えたのも私です。
それは彼の大きな財産だと信じたいけど、でも私が払った犠牲は大きかった。
誰かに任せればよかったかもしれないと、今だに思う。
あの子との間に普通の親子にはない壁を感じます。
でもついでにもうひとつの罪を犯すかのように、その責任を負う決心をしました。
運転です。
助手席に座り、まず向ったのはDMV
テストでスタートするところにストップさせ、ひとりで心の中で祈りました。
最初の目的地はフリーウェイで10分ハーバー・カレッジ。
レーンを変える時に、スピードをあまり変えないように指示。
バスで通っている学校に始めて自分の運転で来ました。
そして次に向ったのは、POLA・ハイスクール。
雨の日、スケボーで足を怪我し歩けなかった日、送りに来ていたのがすごく昔のことのよう。
斜めに停める駐車上でじっくりテストの評価を見ながら、練習すべき項目をチェック。
右折の際に、右にスペースを作りすぎない曲がり方を学校の囲むブロックを2周しながら練習。
次の目的地はDodson・ミドルスクール。
曲がる道を間違えて指示したけど、賢人はちゃんと覚えていて、学校まで運転してくれました。
ここではブラスバンドでサックスを吹いていた。
音楽の成績はずっとAだった賢人
学校の周りを走りながらカーブをブレーキを踏まずにアクセルをはなすだけでスピード落せるように練習。
そして、ParkWesten・エレメンタリースクールへ。
誰もいない土曜日のドライブ・ウェイに入った瞬間、涙がぽろぽろとこぼれ落ちるのをとめることはできませんでした。
まちぼうけさせたこともあった、ドライブウェイです。
クルマの中で聖書の言葉を厳しく暗誦させていて、険悪なムードでドロップオフしたこともありました。
目だけじゃなくて首を動かして確認することを話して、Crest Wood・エレメンタリー・スクールへの向います。
キンダーの1年だけ通いました。
1年だけど、週に3回はボランティアで通っていたし、はなもここのキンダーに行っていたので、ここで感じるのは安らぎ。
スムーズな停車の目安は乗っている人がカンファタブルでいられることと教えて、練習。
最後はPeckPark・デイケアセンター。
友だちと一緒に宿題をして遊んだ、もうひとつの家のようなところだった。
夏休みはほとんど毎年ここですごした賢人。
2時間ほどの練習を終えて帰ってきました。
あの子に赦されたいと何度も願い、そう言葉にしてみたこともあります。
でも、もうそれを心配するのはやめます。
私は精一杯生きてきたし、それはあの子も同じ。
神さまが私たち親子を愛してくださっている。
それでいい。

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