持っているものを惜しみながら出しても、結局持っているものが尽きればそれでおしまいだけど、なにふりかまわず、捨て身でぼ～んと投げ出せば、持っていなかったはずのものが不思議と奥からすっと出てくるのが私の人生なので、まっ、なんとかなるでしょ、今回も。
それでも、今日はやっぱりちょっとしんどかった。
ピンチの時にいつもすご～くお世話になったクラス・マザーにお礼を言おうとしたとたん、悲しかったことを思い出しそうになって、それをおしとどめたら、恐ろしいことに伝えたかった感謝が、へなへなと消えていった。
まだ、そこにあったしつこい悲しみ。
私はこのクラスの子とその家族と共にこの1年、楽しい時と苦しい時を一緒に乗り越えてきて、そして、いつも心は感謝で一杯だったのに、全然関係ない人の無邪気で心ない一言でずっと傷ついている。
これをどうやって乗り越えれば良いのだろう。
そのしつこさに、今夜は本当に途方に暮れてしまいそうです。
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