Sunday, June 10, 2018

7年生になれる喜び

夏休みが終わったらはなは無事7年生になります。
これは、とてもうれしいこと。
去年の暮れ、はなのリポートカードにはFがありました。
ひとつではありません。
でも、体育はAでした。
私は体育がAというのが大すきだし、はなはスライム作りの名人で、それを密かに学校でお友だちに売ったりしていて、好評だったりもして、「はなってそういう子だから仕方ない」なんて思っていた。
7年生になれないことがわかったら、自分でどうにかするでしょ、とも思っていた。
それで、夫にも賢人にも、Fのことは言わずにいました。(彼らは私に比べればわりと普通なので、色々心配されて面倒なことになると思ったのです)
私はその頃、友だちがいない悲しみの中にいて、心の中で、いつもたくさんの友だちに囲まれているはなを何よりなことだと、自慢にさえ思っていたので、わりと平気だった。
でも、私の霊は平気じゃなかった。
それで毎朝プールで祈っていた。
正確には祈らされていた。
心こもらず、わりと機械的に。
「はなの学びの熱意を熱く燃やしてください」って。
それから、3年生と4年生の公文のドリルを4冊買ってきて、やらなきゃ、カンパニーはクビだと脅迫した。
そしたら、それと並行してめんどくさそうなトカゲと魚の実験だ、立体模型だ、インターネットのお店屋さんだ、ビデオ作りだ、なんだかんだといろいろ真面目にやってるみたいな感じになってきて、最後のリポートカードからFがなくなりました。
体育のAは大すきだけど、7年生になれなかったらけっこう淋しいだろうなって思っていたから、すごくうれしい。
ハレルヤ!