まっすぐに歩いてきたつもりの道、でも振り返ってみると、ものすごいきれいなUの字を描いていて、「あれ?なんだか見たことある景色」なんて、方向音痴の私らしいオチだけど、
でも、心のどこかでそれを、知っていた気がする。
私はともかく、私の霊は知っていた。
そして霊が、その道をガイドしてくれた。
よくもまあ、あんな遠くまで通えたものだわって、自分でも呆れちゃうけど、でも霊の導きって、それを物ともせず、目的に向かってまっしぐらだったのよね。
ぶっちゃけた話、単純にAからBへ、BからAへ、ってただそれだけのことなんだけどね。
でも10年かけて、歩んだ道は、それほど単純ではなかったよ。