夏休みに入って、日、月、火、水、木、金。
ああ、時間が、湯水のように贅沢このうえなく、流れてゆきます。
私の心と身体と魂とを、ゆるりと癒しながら流れてゆく透明な時。
お金では買えない休息。
だから、もったいなくなんて思いません。
今日は、高校生の進路を指導するプロフェッショナルな先生、プライベートなカウンセラーに賢人が会いに行きました。
私は、とても心配で、セッションに立会いたいと申し出て、90分の中の最初の5分だけ、一緒にいさせてもらいました。
自己紹介してくれる?と聞かれて、私は、彼が、名前と年をちゃんと言えるかなって、どきどきしてしまったけど、「ぼくは、今、POLAの11年生で、学校はまあ、楽しくやっている。プリカリキュラスで悪い成績をもらっちゃったけど、それまでは大体大丈夫だった。ちっちゃい頃からやってきたピアノがこの頃、少し楽しくなってきた。それからサーフィンが大好き。いろいろやったけど、サーフィンだけが、今まで続いている唯一のスポーツ。日曜日は教会に行っている。10歳で洗礼を受けて、友だちは・・・」ってどんどん話しが続きそうだったので、私は「えっ?このヒト3秒以上話せたんだ・・・」っと感動しながら、席を立ちました。
そして、残りの85分を教室の外でお手紙を書いたり、Eメールを書いたりしながら過ごしました。
賢人のそばから離れたくなかったの。
どういうわけかね。
セッションは、カウンセラーのからの質問形式で、ブレイン・ストーム的に進み、とても豊かな実りある面談であったような気がします。
終わって、なにげなく、お昼ごはんの相談のついでのように、大学に行ける気がしてきた?ってさらっと聞くと、「うん。やってみる。」と返ってきたのがその証拠。うっしし。
私も伊達にオトナじゃないよ、賢人くん。はっはっは。
その後、賢人を近所のスケートボード・パークに落とし、私は家に戻って、ダニエル書のメッセージを聞きながら、洗濯物をたたみ、晩御飯の準備をして、ボーイズ&ガールズに遊びに行っているはなをピアノのレッスンに連れて行こうと家を出ると、坂道を縦横無尽に我が物顔でクルマと同じスピードで美しくうねるように滑るスケボー小僧たちに遭遇。
そして、その1人はなんとうちの子。
私は、うれしくて、うれし涙を目じりにじませながら、ひとりで笑った。
ああ、だいじょうぶ。
彼は、だいじょうぶ。
助けてくれる大人がいる。一緒に今をすごす友達もいる。そしてその両方を与えた神がいる。