Wednesday, June 25, 2014

夏休み課題図書・感想文②

涼しくて気持ちのよい1日でした。
今日は、賢人が家でACTの模擬テストを受けたので、私はタイマーをかけて、延べ3時間半、静かに静かに家の中で、そお~っとじぃ~っくり本を読んでおりました。
ゲーリー・チャップマン。
彼の、〝愛の言語には5種類あって、それぞれ、相手のわかる言語でそれを与えなければ、愛は届かない〟という理論を、どうやって納得したかっていうと、幼稚園の子どもに置き換えて考えてみたのです。
つまり励ましの言葉の必要な子、ひとりでもできるけど一緒にやってあげることの必要な子、何かごほうびとなるものが必要な子、現実的な手助けを必要としている子、そして身体的なタッチの必要な子。
そう考えると、確かに抱っこを必要としている子をどれだけ言葉で励ましたところでそれは馬の耳の念仏だし、励ましの言葉の必要な子に現実的手助けをしてしまってはもともこもないのが幼稚園での仕事なので、愛の伝え方に知恵が必要という考え方に、へえ~っと聞く耳を持ってみています。
私は、自分の欲しい愛を、夫にも与えようと一生懸命でした。
だって、それが聖書の教えと信じていたのです。
すなわち、相手に干渉しないこと、相手の邪魔にならないこと、相手の負担にならないこと、それでいてピンチの時にはお互いに助け合うこと。
だから、夫からの褒め言葉や素敵なデート、豪華なプレゼント、子育てへの積極的介入を所望する奥さま方と自分の間に心のどこかで一線を引き、もっと現実的で達成可能な願いを持てばよいのになんて、偉そうに思っていました。
そして、私の結婚生活に対する願いは、ただ一点、足らなさを責めないでほしい、ただ私という人間の現実を、限界を受けいれてほしいということなのです。
そして、それにはまず、私が彼にわかる言語で愛を伝えるべしというのがゲーリー・チャップマンの理論です。
やっかいな一冊、いえ、読み応えのある一冊に出会ってしまいました。