ただ、あなたは、ひたすら慎み、
用人深くありなさい。
あなたが自分の目で見たことを忘れず、
一生の間、
それがあなたの心から離れることのないようにしなさい。
あなたはそれらを、
あなたの子どもや孫たちに知らせなさい。
申命記 4:9
さすらいの最終章、申命記。
カナンを入りを前にした、世にも詩的な律法のおさらい、モーセの最後のメッセージです。
「用心深くありなさい」とは、彼の生き方そのものであった思う。
そして、それは自らは入れないカナン目をの前にした、従い抜いた民への激励、あるいは頌栄のことば。
赤ちゃんのモーセをそっと籠に入れて、ナイルに浮かべたお母さんは、まさか、ただ生きながらえるだけではなく、こんな人生がモーセを待ち受けていたとは思いもしなかったでしょうね。
籠を川に浮かべた心を支えていたのは、ただただ主への信頼。