Thursday, September 1, 2016

Ⅰサムエル30章

追え。
必ず追いつくことができる。
必ず救い出すことができる。
Ⅰサムエル30:8
留守中にアマレク人に残した家族を襲われるという事件が起きます。
ダビデの600人の隊のうち、400人は略奪隊を追い、そしてみごと救い出すことに成功して、Ⅰサムエルは幕を閉じました。
ダビデのいない、イスラエル軍は、ぺリシテ人に攻め、襲われ、ダビデの親友、ヨナタンも殺されます。
サウルは、ぺリシテ人に殺されるぐらいなら、自滅したほうがましといわんばかりに、瀕死の状態で自ら剣にうつぶせに倒れて死にました。
翌日、ぺリシテ人によって首を切り取られ、彼らの偶像に死が告げられます。
これが、イスラエルの民が主に求めた王の死に方でした。
名声だけではなく、家族も、自分の命までも失ってしまったかわいそうな王さまサウル。
サウルは、人生のどこかで、この結末を自分自身で選んでしまいました。
人生は、まるで踏み石、振り返ってみれば、ひとつひとつの日々が今日を作り、今日が未来を決める。