Tuesday, September 25, 2018

私のアイデンティティ

証人尋問は何とか終わりました。
★はなの証言の時に、私は相手側の弁護士に退室すべきだと言われ、父親を残し、お部屋を出ました。
窓越しにじっと見つめていたら、しばらくして、はなが涙をポロポロとこぼすのが見えて、お部屋に乱入したい衝動に駆られたけど、こちらの弁護士が休憩を提案しれて、弁護士に守られて出て来てくれたので夫とはなと私の3人で丸くなって、祈ることができました。
それからのはなは、途中、私が渡したハンカチで目元を吹きながら、それでも、しっかりとした様子で答えていました。
★私は、今朝のみことばを握り、絶対に精神的にだけは譲るまいと心に決めて、部屋に入りました。
次々に馬鹿げた質問、意地悪な聞き方をする相手の弁護士の目をじっと見つめて、冷静に
シンプルに答えるができた、と自分では思います。
学歴を聞かれ、専攻を聞かれ、「では、あなたはミュージシャンですか?」と聞かれたときだけ、ちょっと迷った。
天国のピアニストだと自分では思っているけど、この人にはそれがどういうことが後10万年生きてもわかってもらえないと思って、「NO」と言いました。
「では、あなたは今何をしているのですか?」と聞かれ、「幼稚園で働いています」と答えたら、「そこで何をしているのですか?』と言うので、私は、1秒だけ考えて、「園長です」と言いました。
そして、私は、背中をピンと伸ばして、彼の次の質問を待ちました。
つづく