あなたがたは、
私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。
すなわち、主は富んでおられたのに、
あなたがたのために貧しくなられました。
それはは、あなたがたが、
キリストの貧しさによって富む者となるためです。
Ⅱコリント 8:9
与え、また受けることによって、一つは高きより下り、他は低きより上って、互いに真実な心からの交わりの中に入ることができる。
貧しい者は無限の富をもたれる方との交わりに入る前に、その方によって富む者とされなければならない。
たましいがきよい交わりをなす前に、内にある罪は、転嫁された義、与えられた義の中に消失しなければならない。
イエスは、その民をご自身の衣で包むのでなければ、彼らを栄光の宮に迎え入れることはできない。
C.H.スポルジョン 「朝ごとに」より
私が勤める幼稚園の図書には、ものすごい量の聖書物語が並んでいます。
中でもクリスマスの絵本は大変な充実ぶりです。
私は、11月の終りから、冬休みに入る直前まで、毎日、毎日読み続けましたが、それでも読みきれなかったほどです。
ざっと20冊は読みました。
数々の良書から、子どもたちが最も喜んだのは、寒い冬空の下の羊飼いの少年たちや、寒いはずの馬小屋で温かい気もちでイエスの誕生を祝う、小さな生き物たちが主人公のお話でした。
子どもたちは、自分が小さくまだ力がなくて、誰かの保護がなければ生きていけないことを知っているから、そんな中でお生まれになったイエスさまのお話しを喜んで聞いてくれました。
私たちの弱さや貧しさとご自分の強さと豊かさをとりかえっこしてくださるかのように、マリアから、人としてお生まれになった神の子、赤ちゃんイエスさまを、子どもたちは心から感謝して受けとってくれたと私は信じています。
追記:ライオンは家来を集めてから行く、孔雀はおしゃれをしてから行く、きつねはお土産を持って行く、でも牛は畑仕事をほっぽり出して、一目散にお生まれになったイエスさまを拝みに行って、お誕生に間に合ったというお話しもありました。
これまた、なかなか、奥深いでしょ。