Wednesday, October 26, 2016

秋の声と賢人の新しい友だち、そして高ぶりの正体

★行きつ、戻りつ、ゆっくりゆっくりしか秋がやってこないここ、南カリフォルニアの港の街も、今朝は、本当に秋っぽい。
りんと空気が鳴っています。
「秋だよ、りんりん」
秋に声があるとしたら、「ろん」じゃなくて、「りん」と言うと思うのです。
★昨日、賢人が教会のお友だちに会いに行きたいというので、車で送って行ってあげました。
日本から来ている留学生。
同じ年です。
私は、長野で彼に会ったことがあったのだけど、5年も前だし、覚えていないだろうなっと思ったけど、ちゃんと覚えていてくれてうれしかった。
人の出会いって本当に不思議。
長野で彼に会った時、「そっか、賢人と同じ年か、でも全く違うカルチャー、全く違うチャレンジ、全く違う人生ね」って思ったの。
部活や受験の話しを聞きながら。
それが隣町に住んで、一緒に教会に通って、同じ神を礼拝しているなんてね。
★歴代誌読み終えて、あらためて思うことは、「高ぶり」の恐ろしさ。
C.S.ルイスが『キリスト教の精髄』の中で書いている世にも恐ろしい、言葉が思い出されます。
あらゆる罪の中でも、最もやっかいなものは「傲慢」だという文章です。
それは人の五感を必要とせず、地獄から直接にやってくる罪。
人の知性が地獄から直接刺激されているからだという意味の言葉でした。
ここのところ、ずっと考えていたこと。
高ぶりってなんだろう。
「高ぶり」って地獄と直接につながっているということ。
追記:今日の絵はターシャ・チューダ
秋になると、めくりたくなる彼女の絵本
庭仕事が減る季節になると、お部屋で絵を描いたターシャ
私の庭仕事は秋も冬もぜんぜん減りそうにないけどね