Thursday, April 18, 2019

私の盃

不明な点を多々残したまま、短い一週間が終わりました。
考えてもわからないことは、考えない方がいいに決まっています。
そんなことは、誰に教えてもらうまでもなく知っている。
でも、心が感じてしまうから困っちゃう。
それが、私だから。
そんな風に造られているのです。
突然の親切や誠実、礼儀や思いやりの嵐を、どう受け止めて良いやら、わからずにいます。
だって、ほんの二日前まではその対極で、私は心を麻痺させることで、やっと自分を保っていたのだもの。
てんやわんやな最中、いろんなな問題を判断して前に進まなくてはならなかった最中、ともかく、状況を冷静に受け止めようと必死な日々だった。
そして、それは私には、決して短くもなかったし、簡単でもなかった。
その緊張状態が、昨日、恐ろしいほどの親切でピークに達し、今日は、自分がどんな顔をしているのか自分でも良くわからないほど、感情が壊れてしまったように感じていた。
つむじ風は去った、バンザイ、って思えたら、どんなにか幸せかと思う。
でも、そうは、単純に思えない。
明日のことはわからない。
もちろん、誰にもわからない。
でも、明日がどんな日であろうと、それを受けとめ、愛したり、尊重したり、励ましたり、慰めたりするのが、私の仕事だとしたら、それは真剣に考えなくてはいけない主の盃と思う。
分不相応な盃をいただき、飲み残すことで、裁きを受けないために。