Monday, February 15, 2016

ざ・アメリカン・ムービー・デイ

★夕べから教会の仲間たちとリトリートに行っていることをよいことに、ハタキと掃除機と雑巾という
重装備で賢人の部屋を占拠。
4分の1日がかりで片付け、掃除をしました。
かわいいの。
日本で買ったお水のボトルや、電車の切符なんか大切そうにまとめていて。
そういう個人的なものにはそっとふれず、ひたすら洗濯物を拾い、ゴミをまとめ、鉛筆は鉛筆立てへ、わけのわからないほどたくさんあるケーブルはケーブルフックにぶらさげ、エトセトラ。
★そしてはなをお友だちのお誕生会に送り届け、私は、カウチでお昼のお蕎麦を食べながら、映画を観ました。
賢人が録画している中からの2つのチョイス。
『ミリオンダラー・ベイビー』と『大脱走』。
共に、やるせないほど、っていうか悲しくなるほどアメリカンな映画で、4時間後にはなを迎えに行く頃にはすっかりアメリカ人な私でした。
彼らにとっても最も大切なことは、自由。
選択の自由。
そして、そしてそれはまさに、なにがあろうとも、どんな境遇の中にあろうとも、自分の中で立ち続けるというスピリット。
ミリオンダラー・ベイビーの最後はハッピー・エンドとはほど遠い究極の選択というクライマックスだけど、なぜか清清しかった。
★そして、賢人も無事に戻り、きれいに片づけられたお部屋を見ても、文句を言うことなく、「ありがと」っという一言を遺言のように残して、ベッドに倒れこみ、こんこんと寝ています。

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