Friday, February 13, 2015

愛されている子、それを知らない子

ただいま。
自分の疲れ具合や、どれほどチャレンジと不公平なことで一杯の一週間だったかを、くどくど書く前に、ヘンリ・ナーウィン先生のように言いたい。
お疲れさまでした。
あなたも、きっときっと、いろいろであったことでしょう。
でも無事、金曜日。
家族や愛する人のもとに、身体と心と魂とを帰されて、ほっとしていることと思います。
心をこめてもう一度言いたい。
ごくろうさま、お疲れさまでした。
今週の出来事をひとつシェアします。
木曜日の砂場でのこと。
ぜんちゃん、そうくんと一緒に大きなおやまを作っておりました。
それはそれは大きなおやまです。
私たちはもくもくと自分たちの楽しみのために、自分たちのおやまを作っていました。
そこに、ふらっとやってきたけいちゃん。
「なにやってるの?」
「おやまをつくっているんだよ」
「なんでそんなことやってるの?」「・・・・・」
「そんなの疲れるだけでしょ」「・・・・・」
「どんなにがんばったって、誰かがきっと壊しにくるよ」「・・・・・」
ぜんちゃんも、そうちゃんも、黙っておやまをつくり続けていました。
けいちゃんも、ちょこっと手伝ってくれた。
いろいろ文句を言いながら。
そこに現れた、ともくんが、けいちゃんに言います。
「なにやってるの?」
けいちゃんは大いばりで言いました。
「大きなおやまを作っているんだよ、すごいでしょ」
ともくんは聞きます。
「なんで大きなおやまを作ってるの?」
けいちゃんはきっぱりと答えました。
「すごいねって言ってもらうためだよ!」
そしたら、ともくん、「ともくんは、忙しいからそんなこといいませ~ん」って言いながら三輪車をキーコキーコごぎながら行っちゃった。
そんな会話が聞こえたのか聞こえなかったのかはわからないけど、ぜんちゃんとそうくんはもくもくとおやまを作り続けておりました。

ohayospurgeon@gmail.com