Sunday, April 14, 2013

はずれたひと

夫は仕事、賢人はスケボー、はなはお友だちのお誕生日会、家の中は私ひとり。
静かな日曜日の午後です。
ひとりでぼんやりと礼拝のメッセージのことを考えていました。
礼拝の中で強風に向って舟をこぐイエスさまの弟子だちがおおいに笑われていたけれど、私は笑えなかった。
私は真剣に何かに取り組んでいて、誰かに笑われると、身体が火になったのではないかと思うほど恥ずかしくなって、そして悲しくなるので、ドキドキしながら座っていた。
賢人がスケボーを抱えて出かける前に、めずらしく、「ねえ、母さん」と言う。
カウチに座って話を聞いた。
Life is Beautiful という映画について。
宿題ならしい。
「観たことあるでしょ、この映画。テーマはなんだと思う?」というので、少し考えてから、「父親の愛」とこたえました。
すると、ヘルメットをかぶった真剣な顔で「じゃ中心メッセージは?」とめずらしくたたみかけてきます。
「一番大切なことは人生を生きるぬくこと。なにをおいても。そしてユーモア。」ときっぱりを言いました。
でも心の中で、私の感性には笑いのツボをはずす、なんだか、大きなずれがあるのかもねっと思った。
でもまあ、賢人も似たようなモンだからいいやっと、そこのことは口にしないでおいた。
この映画、実はとっても楽しいコメディーなのだ。
全然関係ないけど、私が勤める幼稚園には亀や金魚やとかげがいて、その生き物たちを一生懸命世話をしてくれている先生たちがいる。
それはとても真剣な大人な仕事。