Tuesday, September 5, 2017

唾は私のものだった

それから、いばらで冠を編み、頭にかぶらせ、
右手に葦を持たせた。
そして、彼らはイエスの前にひざまずいて、
からかって言った。
「ユダヤ人の王さま。ばんざい。」
また彼らはイエスにつばきをかけ、
葦を取り上げてイエスの頭をたたいた。
マタイ 27:29、30
兵士に課せられたのは単純な任務だった。
ナザレ人をゴルゴダの丘に連れていき、処刑すること。
しかし、彼らには別の考えががあった。
その前にイエスは「からかって」興を得ようとしたのだ。
あなたはどうかな?
これまでそんなことをしたことがあるかい?
他人に唾をかきかけたりはしないだろうけど、うわさ話はしたことがあるんじゃないかな?
陰で他人の悪口を言ったことは?
怒りにまかせて手をふりあげたり、いかにも馬鹿にしたような目で人を見たことは?
兵士たちがイエスにしたのはそういうことだった。
あなたやぼくが同じことをしたら、ぼくらもイエスにそうしたことになるんだよ。
ぼくらには問題がある ― ぼくたちは聖くない。
ぼくらには問題がある ― ぼくたちは悪い人間。
でも、ぼくたちはどうしたいいのか。
兵士たちの吐いた唾は、ぼくたちの心の中にある汚れの象徴なのだと認めよう。
そして、その汚れをイエスがどうなさったのか、しっかり見届けよう。
イエスは十字架まで担っていってくださったのだ。
The Cross -He Chose  the Nails より
おはよう。
今日から、いよいよ新しい学年がはじまります。
キリストの十字架を見あげるだけじゃ足りない。
ゴルゴダの丘に行ってみてみよう。
たくさんの主が受けた、私のために、私の代わりに受けてくれた業をみながら、いつも十字架が私の励ましとなりますように。