うたいたい ことりのように |
夫も、賢人も、はなも、誰もいないから、ひとりで、もくもくと。
ジャス・ハノンという、音程とスケールの練習をひたすら、くりかえし、くりかえし。
それから、ちょびっと気分転換にコード進行法というこの30年近く、ずっとそばに置いておきながら、一度も真剣に取り組んでみたことのなかった教則本を開いてぐぐっ集中し、そして再びハノンをもくもくと、という練習をほとんどまる1日やっておりました。
こころのままに |
遅ればせながら、すこ~しづつ見えてきました。
単位を集めるために勉強した時には身につかなかったけど、動機がはっきりしていて、そのためにどうしても必要であれば、もしかしてこんなに一杯年を取っても身につくのかもしれません。
でも、自分が聴きたい音を聴きたいリズムやテンポで弾くためには、やっぱり、ひたすら指を動かし続けるしかなさそうです。
がんばろう。
昨日、ある美しい年配の姉妹に、「手を見せてくださる?」って言われ、私はぱっと左手を開いて見せました。
おしゃれに目覚め始めた10代の頃からも、指輪ともマニキュアとも、もちろんネイルなんてずっとずっと無縁の手です。
このいっぱいの感謝を |
私、手は大きいの。
せっかく大きい手なのだから、もっともっと練習しよう。
この手で演りたいことがたくさんあるの。
それは、それは、たくんさん。
神さまは、そのために、私に大きい手と、ピアノをくださったの。
今、はっきりそう確信できるのです。