雪山の帰り、渋滞に閉じ込められたクルマの中で運転をしてくれてたコ・ワーカーとおしゃべりをしていた時のこと。
「子育てが終わったらた、何をするんですか?」って聞かれて、質問の意味について考えることひとしきり。
子育てって終わるだっけ?
終わるんだ・・・。
それは、ちょっと考えたこともなかった。
私は、お庭に、家とくっついたミニチュアの灯台を作って、そこで港の船が出入りするのをながめながら、文章を書き続けたいっていう夢があります。
でも、書く内容は、これまでどおり日々のこと。
幼稚園や教会や家庭でのあれこれ、幼稚園を退職したら、ボランティアで手伝わせてもらう小さな子の教育やミニストリーなどなど。
だから、きっと我が家の子どもたちが大きくなってこの家を出て行って、結婚してしまっても、その後の彼らについてちまちまと書き続けていゆくのだと思います。
でも、「私はお庭に灯台を建ててそこで灯台守りになるのが夢なの」とはとても言えなかった。
そうそう、ピアノをどうするって問題に、最近気づいたのよね。
日本の実家に置いてきたKAWAIのグランドを運ぶのも私の長年の夢のひとつなのだけど、ちょっと灯台には入れられないでしょ。
私の思い描いている灯台って螺旋階段プラス畳2枚分ぐらいの小さなスペースなんだもん。
螺旋階段の上り口の横に小さい練習室を作るはどうかしら。
スタジオ付き、灯台。
まだまだ子育ては終わらないので、じっくりゆっくり考えることにします。