これは私にとって、とても効果的なシゴト法。
ピアノの前に座って気もちよく弾き続けるのは、40分が限界。
そこで、40分ほどひとつの家事に集中します。
ピアノ曲を聴きながら背中と腕をリラックスさせつつ、トイレットをごしごし、床をきゅきゅ。
そして再び、ピアノの前に座って、さっき聴いたかっこいいバッキングをまねしてみたりして。
そうするとあっと言う間に窓の外が薄暗くなり、はなが、おなかすいた~と泣き声を出すので、ピアノに蓋をします。
昨日の夜読んだ、あるピアニストの書いた記事に、こんなのがありました。
「人生って本当にいろいろ。でも、たいていのことがだいじょうぶ、なんとかなるものです。結婚しようが、子どもがうまれようが、離婚しようが、失業しようが、親が死のうが。」みたいな文章でした。
私は、笑いながら読んで、そしてその文章を素直に信じました。
笑ったのは、その大変さじゃなくて、彼女があまりにもあまいイメージの人なのに、文章が意外とからかったから。
でもきっと、そうなのだと思う。
人生はいろいろだけど、でもたいていがだいじょうぶ。
『おはようスポルジョン』を読んで、笑って、そう感じてくれる人がいたらいいなって思う。