今日は夫がはなの相手をしながら、賢人の送り迎えをして、お昼ごはんも夕ごはんも作ってくれたので、私はちょっぴり微熱があったのをいいことに、1日中ずっと好きなことだけをしてすごしました。
夫がずっと録画してくれていた『リーガル・ハイ』を今日、カウチと一体となっていっきに見まくりました。
こみかどけんすけって誰かに似ている、似ている、似ている。
誰だっけ、誰だっけ、誰だっけ。
!。・・・CSルイスだ。
「本当の敵は敵のような顔をしていない」なんていかにも天才児童文学作家C.S.ルイスの書きそうな台詞でしょ。
最終回のラスト・シーンで、本当のwinwin、クリスチャンの私的には本当の愛を知らない独善的勘違い男を、こみかどけんすけが叫び倒す場面では、台詞にじっくり聞き入り、身を起こして心からアーメンと言った。
それは確かこんな台詞。
『あなたの問題はこうだ。
あなたは自分が正しいと思っているが、それこそがあなたの間違いだ。
あなたは、人を見下し独善的で醜く、いい男ぶっているけれど本当はうすら笑いが気持ち悪くてスーツの趣味が最悪な、漢字もろくに書けずに英語もサッカーも実はそれほど上手じゃない、でたらめなことわざを作り出し、winwinなんて言いながら本当は自分ひとりがWINERになりたい、あまくてぼんくらなたまたまうまくいっただけの天然でたいくつなくそやろーなのだ。ばーか。』と。
そして最後の最後の彼の素晴らしいトドメの一言に打ちぬかれ、アーメンと立ち上がっていた私はもう一度、今度は心の中でアーメンと言いながら、ふたたびカウチにへたった。
『あなたがあなたの理想を現実にする方法があるとするなら、ただ一つ、自分の愚かさを認めて、人の醜さをも愛することだ』
こういうことを日曜日の朝の教会の礼拝で、講壇から、知的な言葉で、愛をこめて、穏やかに話す牧師を私は知っている・・・。