Sunday, February 17, 2019

ルカの福音書 1章

そのころ、マリアは立って、
山地にあるユダの町に急いだ。
ルカ1:39
ガブリエルに妊娠を告げられたマリアさん、追加の情報により、親戚のエリサベツも不思議な方法で妊娠しているよ、教えられ、取りもとりあえず、という感じで会いにゆきます。
まだ13歳かそこらのマリアには他にそうする以外になかったと思う。
親に言っても、きっと信じてもらえないだろうし、婚約者のヨセフは実は、まだそれほど知らない人なわけだし、親よりも、信じてもらうのが難しいと思ったかもしれません。
それで、急いでエリサベツ会いに行った気もちがよくわかります。
13歳の女の子なら絶対にそうすると思う。
険しい山地でも寒い海辺でも、きっとそうすると思う。
そして、初めての妊娠同士の二人は、互いに慰めあい(きっとね)、励ましあい(きっとね)、マリアは、「わが霊は、わが救い主なる神を喜びたたえます」と言い、3ヶ月の間、緒に暮らして、家に帰ります。
計算してみるとちょうど9ヶ月でエリサベツの赤ちゃん、ヨハネの誕生を見届けたのかもしれません。
可愛い赤ちゃんを抱っこして、ワクワクと期待が高まってきたのかもしれない。
きっと、少し膨らんだお腹を撫でながら、自信を持って、お父さん、お母さんにお話したことでしょう。
「私、赤ちゃんを生むの。聖霊が宿した子だから」と。