Wednesday, February 13, 2019

Chapter 2 The Promise of Hope

夕暮れには涙が宿っても、
朝明けには喜びの叫びがある
詩篇 30:5
耐え忍んでいる夜は長く思えても、朝になれば喜びがやってきます。
何よりも大事なことは、希望なしにはだれも生きられないと言うことです。
あなたの心とたましいに欠かせず、人生に必須のものです。
希望が感じられないと、ベッドが出られなかったり、うす暗い中にいたり、テレビをぼうっと何時間も見続けたり、といった反応を示すことがあります。
けれども、周りと距離を置き、ドラマやニュースやワイドショーなどを見ているうちに入ってくる有害な情報は、さらに負の連鎖となって私たちを絶望の穴に落としていくのです。
そうして、私には、悲観的な考え方が習慣化してしまいました。
心を開いて何度も傷つくのがいやで、良いことが自分に起こると信じるのを拒むようになったのです。
傷つくことを予測するようになり、そして予測は現実のものになりました。
私は初めから希望を持たないことで、自分を守ろうとしたのです。
「過去の傷が癒されるとき」スーオーガスティン
みごとな、悲しみの描写だと思いました。
経験した人にしか書けない重たい文章です。
もし、彼女の痛みが実体験としてわかるなら、私は、そこに届くことができません。
本当に切ないです。
でも、それがなんであれ、配偶者からの虐待であれ、大人からの虐待であれ、学校のいじめであれ、職場でのパワハラであれ、教会でのつまづきであれ、友情を失くしたことであれ、失恋であれ、当事者にとっては、彼女の傷んだ痛みと同じタイプの痛みの穴に落ち込んでしまうことは、これ、確かなのです。
穴の深さや大きさには違いあっても、そこは本当に悲しくて苦しくて孤独な場所だと思うのです。
一度に書ききれないので、Chapter 2 は明日、また続きを読みます。
良い日をね。
そして、日本で読んでくださっているなら、おやすみなさい。
主の御翼に包まれ、温かな、良い夜になりますように。