Friday, November 10, 2017

朝ごとに 11・10

「エシュルンよ。
神に並ぶ者はほかにいない。
神はあなたを助けるために天に乗り、
威光のうちに雲にのられる。
昔よりの神は、住む家。
永遠の腕が下に。
申命記 33:27
すなわち、神は私たちの住む家であり、家庭であるというのである。
人生の戦いに疲れた時、神に目を向けるならば、私たちのたましいはのびのびとくつろぐ。
私たちは神と共にある時、すべての隠れた思いを包み隠さず、主と自由に交わることができる。
私たちの心が最も深い喜びを見いだすのは、神の中においてである。
私たちは神の中に、他のすべての喜びにはるかにまさる喜びをもつ。
ヤコブの神を避け所とする人々は幸いである。
C.H.スポルジョン 「朝ごとに」より
申命記の33章は、神の人、モーセがその死を前にして、イスラエル人を祝福した祝福のことばです。
ヤコブも、死の前に、子どもたちひとりひとりを祝福しました。
私は、ヤコブの子どもたちの中で、最も彼に愛された末の子、最愛の妻の子、ベニアミンの名を引き継いだ部族への祝福の祈りが一番、大すきです。
12節、ベニアミンについて言った。
「主に愛されている者。彼は安らかに、主のそばに住まい、主はいつまでも彼をかばう。
彼が主の肩の間に住むかのように。」
何はなくとも、主の特別な保護があれば、それ以上に幸せなことはないと思う。
ベン(私、心の中で彼をいつもこう呼んでる)に何か特別に愛されるような努力があったとは、聖書には書いていない。
功績もない。
ただ、ヨセフと血を分けた、最愛の妻ラケルの2人だけの息子ということ以外、ベンについての記述は何もない。
でも、私は、ベンが愛されずにはいられない人だったのだと思う。
そういう人っているでしょ。
賢人のお誕生日カードに、このというところををあなたに変えて、この祝福を贈り続けたい。
「賢人へ、主に愛されている者。あなたは安らかに、主のそばに住まい、主はいつまでもあなたをかばう。
あなたが主の肩の間に住むかのように。母より」と。