昨日、どさくさに紛れて(なんのどさくさかは自分でも不明)発作的に買ってしまった、エスプレッソ・マシーンが、もんのすごいヒットだった。
本当に。
お湯に圧力をかけながら蒸気で蒸し出す簡単な仕掛けの昔ながらのエスプレッソ・マシーンなのだけど、なぜか、今まで、今朝まで、「苦いコーヒーを作る道具」という固定観念があって、試してみようという気になれませんでした。
それが、昨日、あまりのかわいい色とデザインと安さに、おいしくできなければキッチンの飾りにしようと買ったのでした。
運命の出会いって、こんな感じね、いつも・・・。
素晴らしくおいしいコーヒーができてしまって、びっくり仰天です。
私はただただフレッシュなコーヒーを所望する、別にコーヒー愛好家でもなんでありません。
とにかく空気に触れている時間の短いコーヒーが好きというそれだけ。
小さめのパックの豆を買ってきて、飲む分だけを、素早くがりがりやって、素早く落して、冷めないうちに素早く飲むという。
とにかく素早く素早くを心がけてフレッシュを味わって生きてきました。
だから、3杯分とか4杯分とか8杯分とか作のに時間がかかってしまっているコーヒーは水道水を飲むより苦手なのです。
一番小さなコーヒーメーカーでさえ、2杯目はガラスのポットにためておくとどんどん苦く酸っぱく、そして熱くなってゆく。
焚いている感が拭えません。
ところがこのマシーンには空気の入る余地がないのだ!
そして、2杯目も1杯目と変わらぬおいしさ、温かさ(素早く飲むのが私流)
あの一杯づつおいしく作れる、コーヒーメーカーに憧れていたけれど、私のキッチンはとても小さく、古いし、似合わないから、よそのおうちで使わせてもらうお楽しみだった。
こんな風なおいしいコーヒーとの出会いが待っていたなんて・・・。
神さま、心からありがとう。