私たちは、みこころにより
ご計画のままをみな実現させる方の目的に従って、
このようにあらかじめ定められていたのです。
エペソ1:9
ここで、あなたは自分のことを、この世界に遣わされた者として考えてみてください。こうした見方は、世界が始まる以前から、あなたが神に愛されていると本当に信じているなら可能です。
霊的には、あなたはこの世に属していません。
それこそ、あなたがこの世に遣わされた理由です。
あなたの家族と友人、あなたの同僚と競争相手、あなたの人生の旅路で出会うすべての人々は、ただ生きながらえること以上のものを探しています。
あなたが、遣わされた者として彼らの中に存在することは、真の人生を彼らがかいまみれるようにするためです。
自分はこの世に遣わされた存在であるとあなたが知った瞬間から、すべてのものは根本的から変わります。
私がここで話している変化とは、愛される価値を「証明せよ」と迫るつらい試験のように人生を生きることから、すでに愛されているという真理を「アーメン」と肯定し続けながら生きることへの変化です。
簡単に言えば、人生とは、私たちの持つ真の霊的な性質を承認し、私たちに与えられた真理を受け止め、私たちの存在という現実を自分固有ものとし、一つに統合していくこと、またとりわけ、私たちを愛する子と呼んでくださる方に「アーメン」ということのできる神のくださったチャンスです。
ヘンリ・ナーウェン
神の真理はなんの哲学でも、なんの宗教ですらなく、それは単純な真理と私は信じているけれど、今朝のこのヘンリの文章はなかなかカッコいい哲学的うんちくと思います。
自分で選んだ彼の文章をそれぞれ、3回づつくり返して読んでみました。
そして、アーメンと思います。
かっこいいな~、ヘンリ。
教会でよく聞くフレーズに「福音のシェア」というのがあるけど、彼は「福音を生きる」ことをこの本の中で熱心に語っていたのだと気づきました。
まずは自分がそのように生きなければ、誰が信じてくれるでしょうと、言いたいのだと思います。
カソリックの司祭って聞くと、なぜか反射的にメガネをかけた童貞の人、もしくは痩せ型で髪の毛のうすいオタク系の人を頭に思い浮かべてきたけれど、その思いこみ、今朝、きっぱりなくなりました。
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