最後が考えられないほどひどい1日だったけど、今ようやく、少し落ち着きをとりもどしつつあります。
思わぬ方向から、思わぬ酷い言葉を浴びせられ、思わず、トイレに直行して、便器に向って、叫びそうになりました。
でも、便座には叫ばす、鏡の中の自分を見つめ、マスカラが混ざった涙をていねいにティシュで拭って、深呼吸。
そして、トイレを出て、誰にも話しかけられないようにと祈りながら教室に戻り、荷物を持って、もう一度、誰にも話しかけられないようにと祈りながら教室を出ると、園舎の出口にいたみゆちゃんが不思議そうな顔で、「まきせんせ?」と声をかけ、私がふりむくと、「さようなら」ってちょっと首をかしげながら言い、私も「さようなら」って言って、そのままクルマまで瞬きも呼吸すら我慢するようにしていっきに歩きました。
クルマで、10分ぐらい泣いて、もう一度、深呼吸をして、エンジンをスタートさせて帰ってきました。
運転しながら、確かこんなこと、前にもあったなって思って、あれはいつだっけってぼんやりと考えていました。
日曜日、母がスカイプで、飛行機に乗って、帰っておいでって言っていたけど、帰りたいな。
一言もこぼさず黙って二人分走って、そして、こんな言葉が待っているだなんて、全く予想もしていませんでした。
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