Tuesday, January 15, 2019

高度コミュニケーション機能

人間はそれぞれの発達や成長の段階で、周囲の人や社会的環境から、年齢や発育相応のことをあれこれ要求され、その要請にこたえようとして、心理的な努力をします。
そのときどきで、私たちがどのような態度をとるかは、それまでに習得した運動能力や、知的能力、情緒的、社会的な技能や機能を、どのように応用することができるかということで決まります。
そのような適応を求められたとき、知的能力や運動能力だけではどうにもならない子を、不登校、家庭内暴力、拒食症などの状態で示す子どもや若者たちの例で、私たちはもう十分に教えられてきました。
人間の人間たるゆえんともいえる、高度コミュニケーション機能のもととなる社会性や情緒の発達は、今日の多くの家庭のしつけや学校教育の中で往往にしてみのがされたり、無視されたりしているのです。
佐々木正美の「子どもへのまなざし」より
いよいよ、私が、彼のことばを通して、もう一度確認したかった本題に話が近づいてきた気がします。
どうやって、日本語の幼稚園に、少しでも長く日本語を話す親と子を引きとめるか。
高度コミュニケーション機能と呼ばれる生きる力を作ることの大切さをどうやって訴え続けるか。
そのために、この本を再び開くことにしたのでした。
(そのこと、忘れて、何だか、個人的目的探しの心の旅に出そうになっていた・・・帰ってこれてよかった、ほっ)