Saturday, March 2, 2019

ヨハネの福音書 1章

すべてのものは、
この方によって造られた。
造られたもので、
この方によらずにできたものは一つもなかった。
この方にいのちがあった。
このいのちは人の光であった。
光はやみの中に輝いている。
やみはこれに打ち勝たなかった。
ヨハネ 1:3~5
マタイ、マルコ、ルカ、と福音書を順に、読んだなら、この独特な文体に、ハッとするのは私だけじゃないと思う。
マタイは取税人だったマタイ、マルコはパウロやバルナバと旅をし、ペテロから学んだマルコ、ルカはパウロの同労者でありお医者さんだったルカ。
みんな、新約の超重要キャラクターたち。
で、ヨハネはだれ。
ルカの福音書で、舟の中で網を繕っていた漁師のヨハネ、ゼベタイの子。
私にはダビデと並ぶ繊細なアーティスト、ヨハネ。
ガリラヤ湖の匂いのする「イエスに愛された弟子」。
絵みたいな文体が大すき。
聖書を読むって、旅をするのにとても似ている。
ぼんやりとしていたら、迷子になっちゃう。
新しい発見がいつも待っている。
知らない人との出会い、知らなかった新しいビュー。
いよいよ、新約聖書の旅が盛り上がってきました。