目指せ！気高いおばば

★やれやれ。
何がなんだかわからなくなりそうなほどに、やることで一杯だった一週間だったけど、なんだか終りました。

小さな頃から水族館で
一番好きなのクラゲの水槽

すごく不思議なんだけど、なぜか、金曜日には終わるのよね。
いろいろと取りこぼしはあるのだろうけど、私が何かに必死に取り組んでいる間に、誰かが拾って片付けてくれていたり、解決してくれていたり、問題が自ら消えていたり、エトセトラ。
こんな風に仲間たちに黙ってカバーされながら、安心して、自分の分を果たせるって、本当に幸せ。
「黙ってカバー」がここの特徴であり、私がここを愛してやまない理由のひとつです。
私の低いコミュニケーション・スキルは問題視されず、それどころかたくさんの仕事が私に与えられている。
私の仕事。
子どもと親の話しを聞くこと、わかってあげること、励ますこと、愛すること。
彼らの人生のほんのわずかのそのところに、ぴちっと寄り添うこと。
★年を取るって視野が狭くなることでもあると思う。
おばさんが、どいたどいたといた的に歩くのは、別におばさん＝図々しいわけじゃなくて、一重に周りの人が目に入らなくなってしまっているからなのよね。
おばさんが一方的に大声で喋るのも、別におばさん＝しゃべり好きってわけではなく、周りの人のはさんだ言葉が聞こえにくくなってしまっている気がします。
そうなっちゃったら、人生は、違う意味で楽しそうよね。

それは、いくつになっても変わらない
変わらなくてもいい

私も、難しいこと考えるのやめて、この域にどど～んと飛び込みたいな。
★そんなわけで（ってどんなわけだ）来年度もふたつのクラス、決して小さくも軽くもないふたつを選びました。
それが私のおバカなところであり、この人生が楽しい理由でもあると思います。
目指すは、子どもと親と自分と幼稚園が満足すれば、それでよいという価値基準で、がははと笑いながらクラスを運営できる、たくましいおばさん精神。
「たくましいおばさん精神なら、全然もうあるけど」って賢人なら言うと思うけど、もっともっと上を目指したい。
真剣さを笑われても、「悔しかったら、（別に絶対悔しくなんてないと思うけど）あなたもこれくらいがんばりなさい」と鼻息で吹き飛ばす、明るさと、目標の高さ、そう気高い精神ね。

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