Saturday, January 16, 2021

北風ぴぃぷぅ吹く夜に


北風ぴぃぷぅ吹き荒む中、静かに夜が訪れます。
でも、お部屋の中はあたたかく、私たち親子3人はとても平和、とても仲良し、幸せです。
朝の神さまの励ましそのままなとても良い日でした。
足利市役所からEメールの返事が届き、私が選んだ「ふひょう」で大丈夫だった!
転入届けに向かって一歩前進です。
それから、ずっとお祈りしていたピアノのこと。
教会に寄付するというプランを昨夜、ついにあきらめるにいたり、それを今朝父に報告。
父はそれほどがっかりすることもなく、それどころか私の気もちを心配してくれて、それで私は気を取り直し、「ピアノはいつか朽ちるものだから、1日でも早く新しい弾き手に引き取られ演奏された方がいいよね」と言いました。
父はにっこりとうなずき、私はさっそく業者さんに連絡しました。
教会は当初、寄付の話を喜んでくれたものの、あまりに高額な運搬費用や調律の費用などに驚き、このひと月、安く動かす方法を探し、二の足を踏んでいたのでした。(共に負担させて欲しいと言ってみたけれど、金額は知らされず、ついに、ピアノの価値についての心配が伝わってきたので、私はこれ以上迷惑をかけたくないと思ったのです)
お祈りをして、連絡した業者さんは、2件ともとても親切で、正直で、それでいて、私のピアノにとても良い値をつけてくれました。
価格はピアノの番号で査定されました。
KAWAIが条約の後、残っていた手持ちの象牙で作って台数を限定して売った最後の象牙鍵盤のピアノです。
現物を見て、大きな損傷があれば価格が下がることもあるけれど、下がったところで取引を中止にできるし、手数料もかからないとのことなので、父と話して、来てもらう約束を取り付けました。
2つの業者の買い値は5万円しか違わないので、それは、本当に正直で妥当な値段なのだと思い、最後まで価値を認めてくれる方に譲ることにしました。
お昼ごはんの前のお祈りも、お夕飯の前のお祈りも、3人で心を合わせて、良い人に引き取られ、大切され、良く弾いてもらうことができますように、と祈り、私はひとりで心の中で、どうぞそれがあなたへの賛美でありますように、と付け加えておきました。

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