Friday, January 22, 2021

方針は「常に医大病院へ」


今日も、とてもとても良い日でした。
父の退院以来初めての検診にお供しました。
大学病院です。
大学病院だけど、車で10分もかからないところです。
なのに、8時すぎに家を出て、帰ってきたのは1時半ぐらいでした。
採血、検尿、レントゲン、そして、待って待って待って、(でも、空いているベッドがあったので、そこに案内され、父はお昼寝、私はイヤフォンでワーシップを聞きながら)ようやく診察。
がんばった甲斐あってとても良い気分です。
まず、父の担当の医師と直接会ってお話しできたこと。
たっぷりと時間を割いて、写真を見ながら丁寧にこれまでの経過を話してくれました。
幸い、膀胱の癌も、転移した肺の癌も、それほど大きくなっていなかったようです。
でも、膀胱の中にいつも残っている尿が増えているので、それはあまり良くなく、その治療についてふたつの提案がありました。
少し迷うような表情を見せた父に、医師は、「今すぐ決めんでもいいですよ、まだ、おしっこはそれほど悪くなっちょらんけんな」と大分の言葉で言い、2週間後にまた、行くことになりました。
最後に私は、一番気になっていた緊急の時のことについて質問しました。
アメリカでは緊急は911です。
家事も事故も911。
そして、救急車が自ら行く先を決めます。
私は、それが一番こわくて、日本の119番をダイヤルして、救急車が来て、どこか知らない所に搬送されて、そこで、父の病気についてきちんと説明できる準備をしておくことにとてもとても大きな不安と重荷がありました。
質問に対して、医師は「119番じゃなくて医大に電話してください」と言います。
私が、「昼夜、関わらずですか?」と言うと、「はい」と。
それで、「じゃ、例えば、出先で緊急事態が起こり、周囲によって119番された場合・・・」と言いかけると途中で優しく遮られ、「その時は、救急車で医大に来てください」と。
そうなんだ。
私は、医大病院の電話番号を常にすぐにわかるようにしておこうと思いました。
重荷がすっとなくなり、今夜は本当に良い気分です。
無知で幼稚な悩みだったかもしれないけど、私は、ずっとずっとず〜とそれが心配で怖かったのです。
だから、心からほっとしました。
★写真は、大学生の頃
演奏会の後の打ち上げの時の写真

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