Sunday, January 31, 2021

便利屋さん来たる


父が、玄関から居間の間のすべらせて開ける戸がカタカタと動きが悪くなったのをとても気にしていたのだけど、ついに、今日、我が家に便利屋さんと称するハンディマンを呼びました。
この家では、父自身がハンディマンだったので、これは、一大事です。
2件に連絡をしたのだけど、2件とも、なんとも、心細く頼りにならない対応。
「電話で言われてん、見らんとわからんけん、後で行くわ」って、あんたここアメリカの田舎じゃあるまいし、後っていつよと、思ったけれど、2件とも同じ反応だったので、これが日本の便利屋さんの流儀と信じて、気長に待つことにしました。
で、最初に来た人に、おうちにあがって、見てもらいました。
黙って、がたがたっと戸を外し、ドライバーある?
と言います。
このヒト、本当にハンディマンなのかなあ、ドライバーも持ってないなんて。
次はなんと、カンナある?だって。
ああ、どうしよう、ライセンスの提示を求めるべきだったかもしれない悪い予感。
トラックにライセンス番号書いてあるか、そっと見てこようかしらん。
でも、父は黙って、倉庫に行き、かんなを持ってきてあげました。
彼は、戸の下をしゅっしゅとカンナでけずって、「これで、いけるわ」。
戸を何度か開け閉めして、「な」と言って、代金も取らずに帰って行きました・・・。
そして、2件目の人からは、何の音沙汰もなし。

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