今日は、父と母、ふたり揃って、朝の8時半にバンでお迎えに来てもらって、一番近所の大人のデイケアに、半日体験に出かけてきました。
私も行きたかったけれど、今はコロナ対策として、体験は本人だけということで、玄関で手をふって、祈りながら見送りました。
出かける直前に3人で心を合わせて、お祈りしたのだけど、父も母も、玄関先から車に乗せてもらい、座席に着いても、ずっと緊張した表情だったので、心配でたまらず、私は、見送った後、どうやって、帰ってくる1時までの時間をやりすごそうかと途方に暮れそうでした。
こんな時、誰もがするように、とりあえず、靴を履いて、外に出、しばらく歩きながら祈り続けました。
がらんと静かな家に戻って、これが今後、日常になるとしたら、どこかでボランティアでもなんでもして、このからっぽを埋めなければと思っていたら、電話が激しく鳴り、家の中があまりにも静かだったので、とってもびっくりして、絶対に悪い知らせに違いないと思って覚悟して電話を取ったら、なんと廣田牧師でした。
私の息抜きのために、外で一緒にお祈りしませんかと言ってくれたので、父と母はでかけてひとりですと言ったら、さっそく会いに来てくれました。父のこと、母のこと、彼らの今後のこと、そしてLA の家族のこと、彼はずっと「聞く人」となってくれて、私は、しばらくの間、遠慮せずに、でも順序立てて、冷静に、これまでのこととこれからのことをお話しさせてもらいました。
途中で何度か泣きたくなったけれど、でも、きちんと話して整理したかったので、ぐっとこらえて、静かに話続けました。
ずっと、誰とも話していなかったので、本当に、楽になった。
この3ヶ月間で、はじめてこの家でひとりになったその日、牧師がそうとも知らず、私と1対1で話そうと電話をくれたことの奇跡のようなタイミングに主のみ業と、主のために働く牧師の研ぎ澄まされた霊性に感謝と感動で胸がいっぱいです。
父と母は予定通り、1時に若い介助の人に支えられて無事に帰ってきました。
とても疲れた様子だっだけど、でも、満足げでもありました。
気分が良かったのか、父はお昼寝の後、ハーモニカを吹いていました。
やさしくて平和な、良い音色でした。
夕食時に、お祈りとおしゃべりを終えた私が席を立つと、父が母に、「今日は、どうだった?
楽しかった?」と聞いているのが背中に聞こえてました。
追記:靴を買いました
12月9日、LAX発った日からずっとブーツを履いていました
ずいぶん暖かくなって、お花もたくさん咲いているし、もっと軽い履物が必要と思い、えいっと買いました
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