Sunday, March 7, 2021

聖なる安息日の感動


今日は日曜日。
英語のお勉強も今日だけは休んで、階下の居間で図書館から借りてきた絵本を開いたり、テレビを観たり、チョコレートを食べたりしながらのんびりすごしました。
お昼ごはんは、五目ご飯とベーコンと野菜のチャウダー。

東北の震災から10年目ということで記念の特別番組を見ながら、色々なことを考えました。
ノンクリスチャンがノンクリスチャンを失くした絶望とか、自分の命以外の全てを失くてもなおたくましく再生する人の魂などなど。
今日観たテレビの中で一番印象に残っているのは、20歳の女の子のことば。
10歳だった当時をふりかえって。「家族全員無事だったから私は被災者ってほどでもなかった。親を失くした友達とか一杯いたからがんばっているそういう友達の前で津波の話なんかできなかった。でも、あの日からはじめて、あの日のことを人に話した時、本当は、自分もとっても傷ついていることがわかった。まわりのみんなはもっと悲惨だったから、ずっと言えずにいた。」。

私、人は、好きな時に好きなことを言いたい放題言っているとずっと思っていたから、この子の10歳の時の我慢を思って、涙がこぼれそうになった。

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