Tuesday, March 9, 2021

神さまの視点を探して・・・


主よ。あなたのみわざはなんと大きいことでしょう。
あなたの御計らいは、いとも深いのです。
詩篇 92:5

昨日、パスポートの更新のために市役所に向かう車の中で、「どんなふうにとらえれば良いのか、どんな風に現実を見れば良いのか教えてください」と祈りました。
そして、永遠という限りなく続く線を思い浮かべ、地上の人生であるその線の最初の1ミリの中に父も私も生きていると思おうとしました。
市役所の駐車場に車を停め、人通りの多い、横断歩道に渡って、歩きながら考えました。
この人も、この人も、この人も、この人も、みんないつか死ぬ。
今日も、今も、人が生まれて、そして死んでゆく。
生まれるということは死に向かう旅なのに、そのことをちゃんと考えずに生きてきたような気がします。
もっと爽やかに、もっと積極的に、今の自分の体験をとらえたいのに、少しづつ、弱っていく父のその「少しの変化」がやってくる度に、まるで大波に呑みこまれたみたいにもがいてしまいます。
昨日は、幻聴だったのかもしれないけれど、階下でガタガタっと聞こえた気がして、「きた!」と思って飛び起きて、階段を落ちるみたいに駆け降りたら、しーんとしていて、安心して、トイレに行って、ベッドに戻り、お祈りしました。

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