Wednesday, April 26, 2017

ルカの福音書 16章

イエスは彼らに言われた。
「あなたがたは、
人の前で自分を正しいとする者です。
しかし神は、
あなたがの心をご存じです。
人間の間であがめられる者は、
神の前で憎まれ、きらわれます。
ルカ 16:15
このみことばを読んで、「いぇい!」と思える人は幸せだと思う。
わたしは、人の前でも神さまの前でも、憎まれ、きらわれたら、最悪だなっと、ますます肩身狭い者です。
同じく16章の、25節と26節はもっと強烈です。
あの世で命乞いをする、毎日贅沢に遊び暮らしていたお金持ちに言う、アブラハムの言葉。
「子よ。思い出してみなさい。
おまえは生きている間、良い物を受け、ラザロは生きている間、悪い物を受けました。
しかし、今ここで彼は慰められ、おまえは苦しみもだえているのです。
そればかりでなく、私たちとおまえたちの間には、大きな淵があります。
ここからそちらへ渡ろうとしても、渡れないし、そこからこちらへ越えて来ることもできないのです。」
ラザロは全身おできの貧乏人です。(これ、聖書の表現)
ここは、ちょっとうれしい私。
アイデンティティは、かなりラザロだから。
そして、ラザロを天から生きている自分の身内に送り、この結末に注意せよと警告してくれと願う、お金持ちに、アブラハムの答えはこれです。
「彼らには、モーセと預言者があります。その言うべきことを聞くべきです。」と。
それでも、身内の悔い改めのために食い下がるお金持ちに、アブラハムはトドメの一言で16章は閉じられます。
「もしモーセと預言者との教えに耳を傾けないのなら、たとい、だれかが死人の中から生き返っても、彼らは聞き入れはしない。」