Sunday, April 30, 2017

ヨハネの福音書 1章

初めに、ことばがあった。
ことばは神とともにあった。
ことばは神であった。
ヨハネ 1:1
14節に「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。」ともあります。
このみことばを、どう受けとめるでしょうか。
私は、最近、ようやく、少しだけ、わかるような気がしてきています。
昨年まで務めていた幼稚園は五感の刺激にたくさんの工夫を凝らしていました。
どんな活動の中にも、これは、五感の内、どこにヒットさせるべきかと考えて保育を組み立てるように訓練されました。
私は、音楽の世界からやってきたので、いつも耳の感覚を意識していたけれど、最後は皮膚の感覚にとても子どもの発達との関わりを知ることができました。
子どものことばの発達と心や脳の発達はとても密接に関わっているけど、こどばはほとんど体験の中で五感から受ける刺激から発達することがわかりました。
単純に耳で聞いて覚えたことばと、体験の中から五感を通して受け取ったことばは、使われ方が全く違います。
そのことばは、その子自身になって、どんどん応用され、他のことばと組み合わされ、新しい感情や新しい体験に向かってさらに、広がっていく様子を観察することができました。
神はご自身がそうであったように、子どもたちをそのようにお造りになったのだと思います。