起きた時、寝るまで読んでいた本のことばを、すぐに思い出しました。
1回の洗濯は粉洗剤をスプーンで1杯だけ |
「人類のほんとうに幸せにつながるかどうか」、「自然環境を破壊していないかどうか」といったことを検討することから始めるべきです。
笑ってしまったのはこのフレーズ。
簡素な生活をしてゆくうえで、私たちがさっぱりつかっていない資源は、私たちの頭脳かもしれません。
そして、アルミニウムについての衝撃の事実。
科学肥料の代わりに堆肥を |
ゴミとして捨てたり、車の窓からポイと投げた空缶は、千年近くもそのまま残っています。
アルミホイルは薄いけれども、空き缶同様、錆ず、腐食もしません。
使用済みのアルミホイルは土壌の表面を覆い、土の水分や呼吸を遮断してしまいます。
雨水の吸収、地下水の流れ、湖沼に影響を及ぼし、小さいながらも気候に変化をもたらし、また、付近の農地の土壌改良を妨げる原因にもなります。
茶渋は地面に落ちたライムとソーダでこする |
でも、そのそのキャセロールが温まるまでのガスという資源は、どうなるのさ、手をあげて質問したい私。
立派なくるまに乗っているからといって、立派な人であるとはかぎりません。
私もそう思う。
最後のページに、こんな祈りの詩がありました。
アルミホイルやラップのかわりにお弁当箱を |
主よ、なぜ多くの人が飢えているのに、
私は食べているのでしょう。
なんの益のために、
私に食事をあたえてくださっているのですか。
私は何をお返しすればようのですか。
そろそろ、働くために食べること初めてもよいのではないでしょうか、ということを、やさしく、でも、はっきりと教えてくれる1冊です。